登場人物 |
西島鈴(にしじま・すず)CV.明島ゆうり |
更科雪野(さらしな・ゆきの)CV.瑞沢渓 |
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この物語の主人公。
田舎の大家族を養うため華族・如月家に雇われ、はるばる屋敷へとやってきた新米メイド。
右も左もわからない自分に一から教育をしてくれる雪野を慕い始める。
やがて如月家に滞在しているうちに複雑な人間関係を知り、
その渦中に巻き込まれていくことになるのだが…。
感情を素直に出すことが出来て自分の意見をきっぱりと言える、正義感が強い女の子。
清子とよくケンカをしている。 |
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長野の小布施からやって来た良家の娘で、誰にでも優しく面倒見が良いお姉様メイド。
鈴に対しては妹のように接して可愛がり、メイドの教育を一から施していく。
鈴が憧れ、心を寄せる人物。
如月家の当主・桜子の婚約者である西園寺紀仁に迫られて困っている。
また、メイド長の千穂は彼女の隠れた秘密を握っているが、
果たしてその真相は――…? |
牧野志津(まきの・しづ)CV.木ノ下ひよ子 |
柏木薫(かしわぎ・かおる)CV.安藤知花 |
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なまりが抜けない田舎臭さと自分の野暮ったい容姿に自信がない地味メイド。
そのため、先輩である清子に冷たくされることが多い。
鈴とは打ち解けあって仲が良い。物静かで心優しい気遣い上手。
自分を尊重し守ってくれる優しい雪野と行動を共にすることが多かったが、
鈴がやって来たことで今までの自分を脱却しようと奮闘する。 |
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時には敵、時には味方――強い者の味方につく嗅覚と狡賢さをもつメイド。
清子派と雪野派には、臨機応変に戦況を把握しつつ対応している。
田舎の貧乏な暮らしには戻りたくない一心で、色々とチャンスがあれば屋敷を尋ねに来る貴族の男性たちにモーションを掛けている。とにかく権力とお金に弱く、密かに西園寺紀仁を狙っている。 |
山田政美(やまだ・まさみ)CV.kayano. |
近藤葵(こんどう・あおい)CV.神保巴 |
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田舎から出てきた鈴と待遇の似ているメイド。
礼儀作法を心得ていないため、メイド長の千穂を始め、清子たちが手を焼いている。
覚えも悪く、いつもトチってばかりのトラブルメーカー。
バカっぽい発言をして皆を呆れさせる反面、とにかく明るい性格のため周りを和ませている。
何よりも『三度の飯』が大好き。 |
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あまり感情を表に出さない理論派のメイド。
メイド長・千穂同様に、桜子の幼少期から屋敷に住み着いている古株のひとり。
対立するメイドたちの中では、どちらの敵味方にもならない中立の立場を貫いている。
本を読むのが趣味で、よく書斎室から本を借りては時間を見つけて部屋で読みふけっている。
物腰は女性らしくない無骨な態度をとる。 |
早乙女清子(さおとめ・きよこ)CV.早香 |
上草千穂(うえくさ・ちほ)CV. |
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東京の豪家出身のひとり娘。花嫁修業の一環で如月家にやってきているお嬢様メイド。
プライドが非常に高く、いつかどこかの貴族に見初められて嫁ぐことを夢見て日々教養を磨いている。
雪野とはそりが合わず、何かにつけてライバル視してくる。
教養のない政美を指導すると称し、味方に引き入れていつもつるんで行動している。
自分に自信のない志津には見下すような態度をとる。 |
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如月家のメイドとして先代より仕えているメイド長。
メイドたちを取りまとめ、日々の業務を取り仕切っている。
桜子の両親が亡くなってからは、自分が母親代わりに彼女を育ててきた。
そのため桜子に対して愛情が深いものの、やがてそれは歪んだものになっていき…。
物腰柔らかく、指導に厳しくも後輩メイドの面倒見がいい。
しかし、その裏の顔は……。
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如月桜子(きさらぎ・さくらこ)CV.拝師みほ |
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多くの財と権力を持つ如月家の小さな女主人。
両親は交通事故で亡くなったため、ひとりになった屋敷で多くの使用人たちと過ごす。
婚約者である西園寺紀仁を毛嫌いしている。
子供ながらも、華族としての気品とプライドを持ち、小さな『女王様』として君臨している。
しかし、その裏の顔は……。 |
西園寺 紀仁 (さいおんじ・のりひと)CV.青木鮎希 |
西園寺家の次男坊。
如月家とは遠縁にあたり、親同士が決めた桜子の婚約者である。
社交界でも有名な女好きで特に雪野に対して好意を持っており、所構わず口説いてくる。 |
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山本 彰(やままと・あきら)CV.中井保弘 |
如月家に仕える若き執事。
心優しい正義感にあふれた青年だが、日常的にメイドたちから愛情あふれた苛め(?)をよく受けている。 |
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じいや CV.伊東隼人 |
桜子の祖父の代から如月家に仕えている執事長。
桜子に紅茶を入れるのは彼のお役目。 如月家に昔から伝わる伝承の真相を知る、数少ない人間のひとり。
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